夜のピクニック

今日はプロ野球日本シリーズの第一線がテレビ中継されている。
対戦カードは昨年と同様「巨人vsソフトバンク」だ。
昨年は、ソフトバンクの4連勝という何とも残念な結果になった。
何が残念かというと、営業的にもファンのワクワク感もだ。
どちらが優勝するにせよ、良い対戦を期待している。
今日の注目はピッチャー千賀とキャッチャー甲斐。
どちらも育成選手から球界を代表する名選手になっている。
本当に素晴らしい!2人の活躍も期待している!

さて、今日は朝から恩田陸さん著「夜のピクニック」を読んだ。
いやあ、読み始めたら止まらなく、一気に読み終えた!

午前中、今日も走りに行くつもりだったので、序盤で一度中断。
走ってから、どうしても「すきやの牛丼」が食べたくて、食べにいった。
帰ってから途中で不可抗力の昼寝を挟み、19時前に読み終えた。

いやあ、泣けた・・・うん、青春の涙だ!心地よい涙だ!
こういう涙は、佐藤多佳子さん著「一瞬の風になれ」に似ている。
そして、どちらも本屋大賞受賞作で吉川栄治文学賞新人賞受賞作品。
「一瞬の風になれ」をもう一度読みたくなった(3部作)。
ただ、買い置きが16冊も残っているので、どうしたものか?

話を「夜のピクニック」に戻そう。

この話は、高校のその年の最終行事である「歩行祭」の話でだ。
修学旅行はなく、それに代わるこの高校の最大のイベントだ。
なんと、朝から翌日昼まで、2時間の仮眠を挟み80kmをただ歩くイベント。
しかし、卒業学年である3年生は、このイベントをとても大切にしている。
そして主人公の甲田貴子は、秘かな誓いをもってこの歩行祭に臨んだ。

この小説の素晴らしいところは、派手な何かがないのに感動できるところ。
人が死んだり、暴力や極端に人を傷つけるような描写がないこと。
そうでありながら、人の心の動きが絶妙に描写されていて、胸を打つ。
切なくて、苦しくて、ほろ苦く、甘酸っぱい・・・まさに青春だ!
このだた2日間歩くだけの行事の中で、大きく変わる若者たちの心に感動する。

10代の人たちにぜひ読んで欲しいなあ。
どんなに優秀だったり、カッコいいと思う奴らも、自分と同じように悩んでいる。
そして、自分にも奴らからみて「いいな」って思われていることがある。
だからこそ、自分を嫌う必要なんてないことに気づけるかもしれない。

そして18歳を経験したおっさんやおばさまたちにも読んで欲しい。
いつのまにか、忘れたり置いてきちゃった気持ちがここにある。
その気持ちを思い出しさえすれば、忘れ物を取りに行ける。
いつからだって、青春できるんだ。

僕もこの本を読んで、またちょっと前向きになれた。
昨日の「カリオストロの城」を観たのもそうだけど。
昨日のルパンのように、僕も忘れものを取り返しに行こう!

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