凍える牙

関東では、昨日から雪の予報があり、僕も警戒していました。
大雪になった場合は、早朝から出動する必要があったので、昨日は9時半に就寝。
朝は4時30分から起床して、雪の状況を気にしていましたが・・・
実際には雪が積もることもなく、何のための待機だったかと落胆しました。
でも、休日の時間を雪かき費やす必要もなかったことは有難いことです。

そんな訳で、今日は一日読書となりました。
まあ、いつもの週末とほとんど変わりありませんが。

今日はいつもの作家さんと違います!
乃南アサさん著の「凍える牙」です。
文庫本ですが、かなり分厚くて、今日読み切れるかなあ?と思ってたけど・・・
もう、夢中になって読み漁り、17時30分にはほぼ終了。
でも、そのあといろいろあって、今現在も、もうちょっとのラストには至っていない。

この小説は、直木賞受賞作品だ。
うん、その理由が良く分かる気がする。
芥川賞と直木賞の違いは良く分からないけど、直木賞受賞作は好きだ。
直木賞受賞作やその候補作はそれなりに読んでいるから。

さて、いつも通り簡単にだけストーリーを説明すると・・・
離婚したばかりのアラサー女性刑事とアラフィフの根っから男性刑事の話。
そこに犯罪者やその家族の切ない事情が絡み合う。

すごくいい!すごくいい!
離婚経験のある30歳女性や家庭で問題を抱える根っから男性の苦難。
それでもきっと刑事が好きで、というか正義が好きで、刑事という仕事をする。
いや、好きという言葉は違うかなあ?

この小説は文庫本として平成12年に出版されているので、初版はもっと前だ。
だから、女性の社会進出とかが、一般的に話題になった頃だろう。
日本では男社会が中心という時代だ。
だから、主人公のアラサー女性の孤独な闘いが女性読者の共感を得たのだろう。

でも、そういう社会を生み出した男性たちは、そんな責任を感じていないだろう。
アメリカ社会で白人が、黒人を虐げている感覚を持たないように、
日本人男性は、女性を虐げている感覚はなかったのだろう。
そういう環境に関する詳細な描写を、乃南アサさんはしている。
そして、ある意味、この強烈な個性を持った二人が分かり合うシーンの描写がいい。

この「分かり合う」というプロセスがカッコイイと思う。
アメリカ大統領選では、非常に残念な状況もあった。
でも、ハリス副大統領が就任したことは非常に大きな価値がある。
女性としても、黒人としても。

今日はこれ以上のことはない。
でも、この小説を読んでもらったら、僕の意図は分かってもらえると思う。
女性や男性の性別、人種、宗教など、人にはそんな概念を超えた素晴らしさもある。
でも逆に、性別や人種などにおいて、多くの困難が残っているのも事実だ。

出来れば僕自身がこんな不毛な状況を改善できる人になりたい。
でも、難しいだろう・・・努力は続けるが。
ならば、池江さんやハリスさんに是非とも期待したい・・・その方が現実的だから。

僕も諦めない・・・世界は変えられるんだ。

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昔この小説読んだような・・・

昔読んだような気がします。あらすじは忘れましたが、すごくドキドキするシーンがあったような気が。
違うかな?





Re: 昔この小説読んだような・・・

せつ子さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!


はい、たぶん読んでいらっしゃるのではないでしょうか。
僕もそんな経験があります・・・読んだ気がするが覚えてない。
なぜそう思うかというと、ドキドキするシーンです。
そう、この小説にはドキドキするシーンがたくさんあるんです!

もしよろしければ、読み直していただくと新しい発見があるかもしれません!
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くそったれの僕

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