ロミオとロミオは永遠に

今週は恩田陸さんの『ロミオとロミオは永遠に』を読んだ。
深い、実に深い。

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恩田さんは、文庫版あとがきでこんなことを綴っている。

「『ロミオとロミオは永遠に』を書いた時、このラスト、実はハッピーエンドのつもりだった。しかし、今回読み返してみたら、なんだか非常に絶望的な結果に感じてしまい、書いた本人がびっくりしている。」

この本の中で再三繰り返される人間の愚かさと、ラストの主人公の発言を読むと、
恩田さんの言葉の意味が理解できる・・・物語はハッピーエンドだけど地球の未来は絶望的だと。
でも、逆に人間の未来が明るくなる可能性も本文中やラストで読み取れる。
僕はこの本は、やっぱりハッピーエンドなんだと思う。

とても素晴らしい小説だと思う。

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恩田陸の大ファンです。

昨今はSFじゃない作品が注目されていますが・・・。
W受賞の快挙、蜜蜂と遠雷も素晴らしい作品でしたが、やはりSFを書き続けて欲しいですね。
まぁ、編集者が、【SFは売れないから・・・】と、恩田陸に言っているのは聞こえますヨ、あはは(笑)。
彼女は本来SF畑なんですがネ~、でも、今後、SF作品は減ってゆくでしょうね、宮部みゆきみたいに。
栗本薫亡き今、なんとか彼女に継承してもらいたいデス。ではでは。

Re: 恩田陸の大ファンです。

オグリンさん、こんばんは。

お~、オグリンさんは恩田さんの大ファンなんですね。
僕は恩田さん初心者なので(笑)、まだあまり読んでいません。
「6番目の小夜子」、「夜のピクニック」、「ネバーランド」、
「木漏れ日に泳ぐ魚」、「まひるの月を追いかけて」くらい。
だけど、とても心に響くものがあるのでこれからたくさん読もうと思います。
ところで、恩田さんってSFが本来の畑なんですね。
宮部みゆきさんは、時代小説以外は、まあまあ読んでるのでイメージありますが。

今、恩田さんの小説、2冊未読の買い置きがあります。
「三月は深き紅の淵を」と「ライオンハート」。
読んだら、また感想を書こうと思います!
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